| このページでは、生姜のあれこれを紹介をしております。 | ||
そもそも生姜とは |
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| 生姜(学名:Zingiber officinale)はショウガ科の多年草植物で、熱帯アジア・インドから マレーシアにかけての南アジア原産と言われていますが、春秋戦国時代の文献に記載 がみられることから中国とする見方もあり、野生種は発見されていないようです。 |
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| 中国では孔子の時代(紀元前500年頃)の記録があり、日本へは聖武天皇時代の天 平年間よりも前に中国の呉の国(222〜280)から渡来したと言われ、古名を「クレノ ハジカミ」と言いますが、古事記では「山椒」を「波志加美:ハジカミ」と称していたようで、 その風味が似ていることから「ハジカミ」と呼ばれるようになったと思われます。 |
| 2千年前からインドで「万能薬」として使われ ていたことが医学書に記載されていますし、 中国でも同時代の医学書に漢方薬として薬 効が重用されたと記述があり、日本に渡来し たときも薬用とされていました。 『魏志倭人伝』に、倭の山にあるものとして、 「薑(キョウ)・橘(キツ)・椒(ショウ)・茗荷(ジ ョウカ)あるも、以て滋味と為すを知らず」と 記されていますが、薑は姜のことです。 |
| 『神農本草経』の中品(ちゅうぼん)にも「乾薑」という記載がありますが、当時は薑(きょ う)或いは生姜(しょうきょう)と呼ばれていました。 また、平安朝時代に栽培されていたことは『延喜式』に記されていますが、「しょうが」と 呼ばれるようになったのは室町時代頃からで、西暦10世紀頃には大規模な栽培が行 われるようになりましたが、まだ食用とするよりは、薬で使っていたようです。 江戸時代には若い芽をつまみにしたりして、現在のように食用としたようです。 紀元前にヨーロッパに伝わったようで、西暦1世紀のころから薬用として知られており、 西暦2世紀にはアラビア人によってギリシアやローマへ伝わっていき、ローマ帝国では 関税の対象となりました。 |
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その後、香辛料としての利用が広まり、 13〜14世紀には一般的となりました が、ヨーロッパでの栽培はほとんどあり ません。 16世紀の初めにはスペイン人がジャマ イカに移植し、ヨーロッパやアメリカなど に大量に輸出されるまでになりました。 19世紀末期、イギリスの居酒屋で粉末 にしたしょうがを入れたビールを飲ませ るようになりましたが、これがジンジャ ーエールの起原となりました。 |
生姜のいろは |
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| 『生姜の種類』 日本で栽培されている生姜の品種は大別して大しょうが、中太しょうが、小しょうがの3 種類に分類されます。 漬物や菓子用に使われる大しょうがは生育旺盛で大株となり、地下茎の瘤の肥大も良 く、収量もあがります。 中太しょうがは大しょうがと比べると地下茎の瘤が少し小さめで、辛味も強く、繊維質が 早く形成され硬くなりますので、佃煮や魚の加工食品などに使われます。 小しょうがは地下茎の瘤が相当小さく辛味生成が早いので、今は早掘りして葉しょうが にするのが一般的です。 『生姜の呼び名』 根しょうが 「新しょうが」は、収穫したばかりですぐに出荷する生姜で、歯切れがよく、香気があって 辛味が強くないので、甘酢生姜や紅生姜、味噌漬、粕漬、砂糖漬などにしますし、精進 揚げにしたりもします。 「老成(ひね)しょうが」(古しょうが)は種子にする生姜や、貯蔵して翌年出回る生姜で、 辛味が強く、細かく刻んだりすりおろしたりして、料理の薬味に、魚や肉、レバーなどの 臭み消しに、また、酸化防止の働きがあるので、中華料理では味と香りをだすだけでなく 油の酸化を防ぐために生姜を入れます。 クッキーなどのお菓子類でも同様の効果がありますし、甘酒に入れられたりもします。 日本での主産地は、千葉、高知、長崎。 筆しょうが 「芽しょうが」とも呼ばれており、太陽光線をさえぎって栽培し、茎が15cmくらいになった ら日光を当て、葉が開き始めたら収穫するもので、刺身や焼き魚のツマや漬物に利用します。 主産地は、千葉、埼玉、愛知。 葉しょうが 小指大くらいになった新しょうがの葉をつけたままのもので、甘味噌をつけて食べます。 主産地は、関東、東海地域で、谷中しょうがはよく知られています。 『世界の産地』 日本以外では中国、タイ、ジャマイカに多く、その他インド、スリランカ、ミャンマー、ベト ナム、インドネシア、ヒィリピン、オーストラリアでも栽培されています。 |
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生姜の成分 |
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辛味成分・・・・・ジンゲロール、ショーガオール、ジンゲロン 芳香成分・・・・・ジンギベレン、ジンギベロール、フエランドレン、カンフェン、 ボルネオール、リナロール、シトラール、シオネール 水分 89.1g たんぱく質 1.5g 脂質 0.5g 炭水化物(糖質) 7.2g 繊維 1.2g カルシウム 12mg リン 14mg 鉄 0.5mg ビタミン B1 0.03mg B2 0.03mg C 2mg 他に、ナトリウム・カリウム・マグネシウム・リン・ビタミンE・亜鉛・ナイアシン等 |
生姜の効能 |
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| 『生姜の働き』 生姜は非常に高い抗酸化作用をもっているといわれ、身体の活性酸素を消去し、老化 防止、ガンの予防に効果的に働きかけることがわかっています。 生姜は強力な抗血餅化合物であるアスピリンとよく似た化学構造を持った物質で、血液 細胞でトロンボクセイン(血小板の凝集を促進させる物質)が合成されるのを効率よく抑 制すると言われます。 この抗凝血物質(血液の粘土を下げる物質)は、ジンゲロールだと考えられています。 また、生姜を噛むとどんな薬よりも乗り物酔いに効くと言われますし、豚肉の生姜焼き に代表されるように肉を柔らかくする作用や、魚・肉の臭みを消す作用があります。 特にジャポニカ種の生姜に含まれるアントシアニンはポリフェノールの一種で、抗酸化 作用があり、抗ガン作用があると言われますし、血液をサラサラ状態にする効果があります。 ジンジャーティーは、胃を温めて食物の吸収を助ける消化促進作用があり、吐き気をお さえる効果があります。 西洋でもジンジャーエールのような飲料として使われ、また胃腸のクスリとしても用いら れてきました。 インドでは、ミルクティーにシナモンや生姜汁を入れたチャイが有名です。
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